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語録 アーカイブ

2003年10月29日

漂えど、沈まず。

・・いつかいつかと思っていたのだが、実現できないので、日記のカテゴリの一つとして書いていって後でまとめようと思う。

いろいろな本を読んで目がとまった表現というか言葉というかそういうやつ。

開高健 「花終わる闇」より。

書きたいことが何もないから書けないのではない。

たくさんあるのに書けないのである。それは凝視するとこっそり遠ざかっていき、無視すると足音をしのばせて寄ってくる。東に陽炎がゆらめき、西に逃げ水が輝いているといってもいい。近寄ってきた気配を感じて体を起こし、机にむかうと、たったそれだけの動作なのにたちまち消えてしまい、私はしなやかに痺れてしまって、万年筆をとりあげることもできなくなる。

作家に限らず、ものを作ったりする人でも同じだと思う。創作活動において机に向かわせるナニカ・・・・を上のように表現していた。

また、氏は、書けなくなると夜中にポケットにチーズをひとかけらいれ、野良猫に会いに行く。

二筋めの角の小さなタバコやのゴミ捨てのポリ・バケツにチーズをのせると、私はちょっとはなれて待つ。すぐにどこかで小さな、あたりをはばかった、澄んだ、短い鳴き声がする。軽くて柔らかい足音がして、片耳のちぎれた醜い牡猫が姿をあらわす。引っ掻き傷や、皮膚病や、やけどのあとなどで崩れるままに崩れているが、白と茶の斑の老雄である。毎夜私がそこへチーズを持ってやってくるのをしっていて、時刻になればかならずポリバケツのかげにひそんでいるくせに、どうしても私の手からチーズを食べようとしはしない。バケツの蓋においてやらなければ食べないのだ。そうしないで手に持ったままでいると、いつまでも暗がりにひそんだきりで、でてこようとせず、ただ凝視しつづけ、待ち続ける。えさをもらったところでのどを鳴らすわけでもなく、首をたわしの足にすりつけることもせず、媚び鳴きをするのでもない。チーズを食べたあと、ひとしきりカボチャ顔の目を細めて凸凹だらけの全身を舐めまわし、昂然と頭をもたげたまま、うつらうつらと沈思に陥ちていく。そこをはなれて五、六歩いってからふりかえると、猫はふてぶてしくも端正に《!》のマークのようにすわりこんだきりで微動もしない。

いいね。うん。

2005年01月13日

内山語録

山内語録(CUTTING EDGEより)

山内 溥 【やまうち・ひろし】
 1927年11月7日京都市生まれ。
 祖父の急死を受け、当時在学していた早稲田大学を中退し22歳の若さで任天堂社長に就任。就任後、三度倒産の危機を経験するが、持ち前の決断力とカリスマ性そして“運”で乗り切り、ゲーム&ウォッチのヒット以降、無借金・高収益体制を確立。その後、ファミコンやゲームボーイなどその対応ソフトは世界中で売れに売れ、任天堂を世界随一のエンターテインメント企業へ押し上げた。かねてから勇退する意向を示していたが、2002年5月、社長職から退任することを発表。現在は任天堂取締役相談役として、新経営陣をパックアップする。
 座右の銘は「失意泰然、得意冷然」

ぼくは、ゼルダシリーズとメトロイドシリーズがやりたいためだけに、任天堂のハード買ってます。
PS2は持ってないです。来月末あたりPS2買おうかなーとは思ってるけど。

で、↑の内山語録。しきりに「運がよかった」と言っているけれど、

みなさん運っていうけど、何もないところに運はないんです。そりゃ、うちの社長は「なぜ成功したんですか」と聞かれれば、そんなことくどくど説明していられるかって「ああ、運が良かったからや」と片付けてしまう。しかし、それはもう、彼がいう運といえば、ものすごい重みがある運です。やれることはとことんやって、戦略にしろ、いろんな経営上の手を打ち尽くす。
これだけ努力したんやから、後は運任せやないかと。初めから、運とか思いつきであれやれ、あれやれっていうような、そんなことじゃものは作れないですよ。だから運とか勘とか、思いつきとか、ある意味自分を楽にするための言葉として使われるけども、山内の思いつきは、それはものすごい蓄積があっての思いつきなので、私らのとは違う。言葉は単なる思いつきであっても、重みが違ってくるんです

まさにその通りだと思う。

2005年05月02日

腐敗と成熟

成熟するためには腐らなければいけない。
腐敗はおそれ、避けてはならず、むしろすすんでさらけさだなければいけない。
それが貴いか、賤しいかは何年もたってみなければわからない。

開高健

2005年07月20日

開高健 語録

「明日、世界が滅びるとしても、  今日、あなたはリンゴの木を植える」

開高健 語録

さしあたって野獣の孤独を守りながら家畜の愛されかたをし、いっさいの行動の自由をもちつつ排斥されることなく、孤高に終始しながらぬらりくらりと怠けてすごすという、さまざまな矛盾を抱きつつ諸矛盾を精妙に融合させてかえってそれを魅力に転ずる・・・といううがいにいくについては、ひたすらネコについて学ぶべきである。貿易マンも役人も学者も経営者も、明日からネコを買いなさい。

2006年05月30日

「風に訊け」より


インドの古い寺にはこういう格言が書いてあるという。

「父を疑え、母を疑え、師を疑え。しかし、疑う己を疑うな」

常に疑問を持て・・ということかな。

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