角川書店 (2005/07/30)
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読了。前作よりもインパクトはなかったなぁ。
唯一納得できたのが「共感覚」について。以前、別な本で共感覚について読んだとき、あまりに難解で意味が分からなかったし、「味に形を感じたり、数字に色を感じる」ということが、ニワカに信じられなかった。
しかし、著者は、「共感覚」はだれにでもある「メタファ」の一部だという。
著書の中では、だれでも持っている共感覚について、以下のような図をもって説明したいた。


※ウゴウゴしているのには、特に意味はなし。書くのにウゴツール使っただけ)
上の二つの絵について、この二つのシンボルは、火星人(架空)の言語に使われていると想定し、どちらが「キキ(kiki)」で、どちらが「ブーバ(booba)」か、という調査をしたとき、97%の人は、トゲトゲを「キキ」、アメーバみたいな形を「ブーバ」と選択したという。僕もそう選ぶ。
「キキ(kiki)」という響きには尖ったイメージがあるので、トゲトゲの絵を選ぶ。
この調査は、英語を話したり書いたりしないタミール語族の人たちも同じ結果を示すという。これこそ、単語から形を感じる「共感覚」であるという。
なるほど。そういわれれば、そうかも。
共感覚でずっと気になっていることがある。本書の中にも図説があるのだが、例えば、

という記号が合ったとき、「「2」に色を感じる共感覚」の持ち主は、一瞬にて2の場所を判断できるという。(こんな感じに)
僕にはすべて黒く見えるし、数秒見なければ、2を発見できない。
視力がいい人は全て黒のものでも、2〜5を区別できるかもしれないが、「眼で探している」時点で、やっぱりそれは本物の「共感覚」のソレとは違うんだと思う。なぜなら、2だけが色が違うたとえば、共感者に見えるであろう「コレ」は、2を見つけるとは全然レベルが違っていて、瞬時に「2」が見えるから。
では、その共感覚の持ち主は、「黒い2」を見ることがはできないのだろうか。
黒い鉛筆、絵の具で「2」を書いても、それが赤く見えてしまうのであれば、いろいろな面で困ってしまうのではないだろうか。
共感覚について勘違いしてるような気もするが、本書からはどうしてもそのへんがどうなるのかを読み取れなかった。
また、本書の中でどうしても気になったのが、「○○○という実験をすればわかるはず」という、仮説がけっこう目立ち、実験をあまりやってないような印象を受けた。
そんな簡単な実験で立証できるのであれば、それらをどうしてやってないのか。
それから、一番なんだこれはと思ったのが、帯。
「ラマチャンドランの本は面白い。養老孟司」
はぁ?手抜きもほどほどにしろって感じの帯です。
一作目が面白いと思った人は読んでもいいけど、この本から読んでも意味がよくわからないだろう。
☆☆☆

コメント (3)
その本のことは全然知らないけど、
共感覚のこともわからないけどぉ。
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は一瞬で2がどこにあるかわかる。
別に色が付いてるんじゃないんだけど。
やっぱり全部黒なんだけど、ぱっとみたら2が目に飛び込んでくる感じ?
2が自分で、ここにあるよ、って主張してる感じ?
これは違うのか???
投稿者: 寝子 | 2005年09月24日 02:14
日時: 2005年09月24日 02:14
追伸:
養老孟司さんの本は今色々読んでます。
ネコに関する事が書かれていると、何でも読んじゃう人(笑
投稿者: 寝子 | 2005年09月24日 02:17
日時: 2005年09月24日 02:17
コメントありがとうございます。
ということで、2525のところを、オリジナルに近い図表に変えました。
これならどうでしょうか。今日感覚の人に見えるらしい図も載せました。
2を探す感覚と、2が見える感覚、、という感じですかね。
僕も養老さんの本は何冊か読んでます。それはそれでおもしろいんですけど、
この帯は、さすがにないだろう・・・と。小学生の感想か・・と。
僕は帯も本の一部と考えるので、こんな帯を書かれると、ちょっとゲンナリしてしまいます。
ネコの本といえば、「今日の猫村さん」を今アマゾンに注文中です。最近話題みたいですしw
投稿者: ANN | 2005年09月24日 11:28
日時: 2005年09月24日 11:28