目がテンは毎週見ているんだけれど、まとめる時間がなくて、最近はほっておいた。
今日のテーマは「イワナ」
イワナは「岩魚」と書くように、岩の隙間などにジッとしている。ヤマメよりまるっこい。
ヤマメは「山女」。水面ちかくを泳ぐ美しい姿を見ることができる。
岩魚は山女に比べ、体がまるく、目が上向きに付いてるため、視界が広く、うかつに近づくとすぐ逃げられてしまう。
だから、フライフィッシャーはしゃがんで近づくのだ。
(フライフィッシングやったこと無いけど、いつかやってみたいなぁ。老後の楽しみに取っておくか)
イワナが、幻の魚と言われてるゆえんは、ヤマメよりさらに水温が低いところ、すなわち、さらに上流の渓流に行かなければならない。
水温が低いから、水中にはエサとなる虫などがいないため、水面に落ちてくるカゲロウなどを主食としている。だから、目も上向きに付いている。
ヤマメには、体のヨコにハッキリと黒い斑点が。イワナにもうっすらと黒い斑点がある。これは、実は「パーマーク」と呼ばれるもの。
イワナ・ヤマメともに鮭科の魚。しかし、鮭に比べて、体の大きさが違いすぎるじゃないかと。
その昔、イワナやヤマメの先祖は、海〜川を巡回していた。(氷河期あたり)
しかし、氷河期が終わり、海水の水温が上がってくると、水温の低い川にしか居ることができず、川に居残ってしまったのが、イワナ・ヤマメ。
岩魚と山女が川に閉じこめられた鮭の仲間である証拠こそ、この斑点であり、鮭の稚魚にも、このマークがある。
つまり、イワナやヤマメは、鮭の稚魚まま成熟した鮭なのである!!!!(感動した!!
しかし、なんにでも例外がある。(すばらしい)
イワナやヤマメの中にも、海に降りていくロケンローラ的奴がいる。
海に降りた岩魚は「アメマス(約80cm)」
海に降りた山女は「サクラマス」となる。
素朴な顔立ちだったイワナ、ヤマメも海に降りたとたん、すっかりシャクレテしまい、アウトロー顔になってしまうのであった。
面白いなぁ。生き物って不思議だなぁ。歴然としたルールがあるようで、実はルール無用のデスマッチ。
フィッシャーマンの間では、「岩魚は歩く」という伝説があるらしい。
で、目がテンでも実験。水槽に岩魚と山女をいれ、徐々に水量を減らす。
すると、岩魚は、水が無くなったあと、別に水たまりに向かって、砂利の上を這ったりはねたりして、移動してるではないか。
山女は、体が細く、水がない場所では、ひれを支えにしても立つ(?)ことができない。
岩魚は体が丸っこく、ひれも力強く、水がない場所でも、立つ(立つという表現はちょっと変だけど)ことができ、新しい水場へ這って、跳ねていくことができるのだ。
そもそも、岩魚は水量の少ない渓流にいることが多く、産卵の為にさらに水量の少ない上流に行くこともあり、少々水がなくても、移動できる体型・性格(?)になったらしい。
面白いなぁ。
目がテンで、何が面白いかというと、生き物や建造物、その他あらゆるものの形状、成り立ち、機能などには、すべて理由があるということを、いろいろな実験で確かめてくれる。
無駄・無意味なように見えることでも、理由があり価値があるということを説明してくれてるようで、なんかうれしくなってしまう。