IRONHEARTS BOOKREVIEW/書評
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本と薬  
書 名 リストカットシンドローム
購入日 2000/10 読了日 2000/10
著 者 ロブ@大月 出版社 ワニブックス
定 価 \1400 購入場所 http://www.bk1.co.jp/
状 態 読了 ジャンル エッセイ
簡単な解説
(帯より抜粋)

親の屈折した愛情が、子供に自らの体を傷つけさせたー

リストカットしてても、死にたくはないんですよ」

リストカットしている人の多くは、同時に向精神薬の大量接種で気分を高揚させ、所在なさを紛らわせている。その行為は死への憧憬が誘因ではない。そこまでしてもこの社会に所在したい、という無言の叫び声なのだ」

おすすめ度

★★★★☆

私的感想

リストカットとは、簡単に説明すると「手首を切る」ことなのだ。といっても、実際には手首に限らず、内股だったり違うとこである場合も多い。実際にリストカットを行った人々のリアルな声を伝える本である。

「手首を切る」というとすぐ、「自殺」と思っている人には是非読んでもらいたい。実際には自殺遂行のために手首を切る人は本当に少ない。死にたいために切っているのではないからだ。生きるために切る。わからない人には一生わからないだろうが、僕には痛いほどにわかる。
リスカ体験者の語りに、引き込まれるように読んでしまった。

ただ、読み終わった後僕が感じたのは、それでもまだ幸せなほうなのではないかと思った。

なぜなら、上記本におさめられている人たちは、それでも恋人がいたり、気遣ってくれる友達がいたりしている。

しかし、オレにはそれすらいない。だからリストカットはしない。しても誰にも気づかれず、誰にも発見されないからだ。発見されてこそのリストカットなんである。

彼(彼女)らは、それでも1人じゃないのだ。

と思うと、自分が情けないというか、なんというか、ダメだな〜と思ってしまった。

しかし、この本はお薦めである。いろんな人に読んでもらいたい。

この本にでてくる人たちに共通していえることは「親が腐っている」こと。すべての「親が正しい」わけではない。「子を心配しない親などいない」ことはない。

こういう人たちがいるんだということを知ってもらいたい(誰に?)

 

 

 

 

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