IRONHEARTS BOOKREVIEW/書評
  inf<span>o@iron</span>hearts.com

 

本と薬  

書 名 LinuxPPC R5日本語版入門キット
購入日 2001/4 読了日 2001/4/10
著 者 臼田昭司 出版社

秀和システム

定 価 \2800 購入場所 http://www.bk1.co.jp/
状 態 読了 ジャンル 専門書
簡単な解説

iMac DV/G3を除いたPowerPCにインストールできるLinux(RedHat)のインストールから使いかたまでの解説書。

おすすめ度 ★★
私的感想

現在、メインのマシンはPowerBook G3に移行したので、せっかくだから以前使っていたiMac Rev.A使おうと思って、買ってみました。
iMacをヒトに譲ってしまおうかとも思ったんですが、せっかくG3だし、懐かしの初期モデルなので、今後フリーで活動する上でサーバーとして活躍してもらうことにしたのです。で、書店でMac向けのLinux本を物色してみたのですが、なんと未だにMkLinuxだったり、 BSDだったりで、意外とLinuxPPC本がないのです。ひょっとして通の方々でやっぱOSはMachよね〜とか言ってるヒトは、初心者向け解説本ではなく、硬派なUNIX magazinとかのCDを利用するんかなぁ〜なので、LinuxPPC本というのがこの本以外に選択肢がなかったのです。また、日本でLinuxPPCの販売代理店として存在するアミュレットで正式サポートしているのがこの本でした。 収録されているリリースがちと古いかなとも思ったんですけど、これ以外にいいのが無かったので、とりあえず使ってみました。

まずやはりちょっと古いので、インストールが603eマシンへのガイドだったので、それ以外の機種は注意が必要です。が、それは巻末まで読まないとわかりません。パーティッションの切り方はまぁわかりやすかった。

コラム的な扱いで技術の解説などを少しおこなっているが、基本的にテクニカルな解説は少ない。どちからかというと、GNONEの使い方や、ファイルマネージャの使い方、その他アプリの使い方がメインである。まぁ、タイトルが「入門キット」だから、こんなものかもしれないが。ネットワーク関係はPPPの設定が若干あるが、それ以外は皆無である。もう少し、ルーティングの方法や、netatalk,sambaの説明などあってもよいのではないか。そしてなにより、システム管理の部分にはまったくといっていいほど触れていない。本当にただインストールして、デスクトップを使うだけの本である。

まぁ、バイナリをFTPで取ってくるほど太い回線もってないから、CD-ROMを手にいれる目的もあったので、とりあえずその目的は果たしたが、、、、、。

しかし、この本には致命的な誤りがある。サポートページでも述べていたが、インストール、オペレーション等に説明しているリリースと、CD-ROMに収録してあるリリースが違うのである。これは入門書および解説書としてはやってはいけないコトではないだろうか。入門書ですゾ・・・。秀和システムだからちょっと安心していたんだけど、この本はちょっとヤバいです。

あともう一つ。入門書・解説書には絶対必要不可欠だと思っていた、トラブルシューティング・Q&A・FAQのたぐいがありません。これもマイナスというか、マズイっしょ。ウェブのサポートページもほんとうに申し訳程度しかないし・・・・

・・・・なんか調子わるかったから、再インストールしたら、インストール途中で止まるようになってしまって、にっちもさっちもイカんです・・・なんじゃこりゃ。金返せ!

 

 

 

IRONHEARTS BOOKREVIEW/書評