IRONHEARTS BOOKREVIEW/書評
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本と薬
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書 名 動物の「食」に学ぶ
購入日 2002/1 読了日 2002/2/10
著 者 西田利貞 出版社

女子栄養大学出版部

定 価 \1800 購入場所

bk1

状 態 読了 ジャンル 食紀行
簡単な解説

なぜうさぎは自分のウンチを食べるのか?
なぜゾウやゴリラなど粗食の動物は身体が大きいのか?
なぜ、大きなくだものと小さなくだものがあるのか?
なぜ、食べ物は腐るのか?
身体が要求するものを食べるのが一番とは本当か?
朝食を食べた方がダイエットに役立つのか?
チンパンジー博士が歩く、動物とヒトの「食紀行」

おすすめ度 ★★★★★
私的感想

うぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐーーーーーっ!!
実に実に興味深い本であった。本というのは、内容ももちろんだが、
まず文字が大きくて行間もしっかり取られていて、内容を小分けにしているなど、非常に読みやすい。
それぞれのテーマをそんなに深く掘り下げてないのは、専門家から見れば物足りないだろうかもしれないけど、僕みたいに専門家じゃなくってただ科学に興味有るヒトには十分なんだと思う。
「食べる」ということを中心に、動物はナニを食べているのか、ヒトの先祖はナニを食べていたのか、食べ物と身体の大きさは関係あるのか、地域と食べ物の嗜好はどう影響するのか、動物と植物の関係は???などなど、実に興味深いです。
身近で面白いエピとして、「ウサギはなぜ自分の糞を食べるのか」、言い方をかえれば、
「なぜ、人間は自分のウン●ョスを食べないのか?」とも言える。

Q.なぜ、人間は自分のウン●ョスを食べないのか?
 1)人間としての尊厳の問題
 2)中には食べている人もいる
 3)エネルギー効率が低い


正解は・・・1番の人間としての尊厳を保つため!・・・ではなく、もちろん、3番です。
人間のウン●ョス、つまり排泄物ですね。これは食べ物を食べて消化した後のカスなんです。だからここには殆ど栄養が無いわけですね。栄養が無いモノを再び食するということは、食べるというこういうに対して、効率が悪いわけです。得るものがないのです。
だから、本能的に「これは食べてもしょうがない」。しかし、ウン●ョスからいい匂いがしていたら、思わず食べてしまう人がでてくるかもしれないですよねぇ?だから人間はウン●ョスを「臭い」と認識するというのです。(説明がヘタくて意味が分からないヒトは、是非この本を読んでください」
では、ウサギもいっしょじゃん!って思うでしょ。でも違うんです。
人間とウサギでは、腸の仕組みが違っていて、ウサギの食べたものは、殆ど消化されずに
ウン●ョスとして排泄されます。だから、まだまだ栄養価は高く、普通の食べ物を食するのと同じようにこれを食すことは、効率が良いわけです。
食事をしているときは、人間でもウサギでも、脳の中に少なからず「快楽」を感じます。
実際、ウサギが自分のウン●ョスを食べているときに脳波を調べると「快楽状態」であることを示すといいます。
ウサウサは、自分のウン●ョスを食べて「あー、おいちー」と思っているわけですよ!
えぇ!全国5000万のウサウサふぁんの皆さん!知ってましたか!
おたくのウサウサはウン●ョスを食べて「んまい!」って思ってるんですよ!
でも、ウサウサには罪がないから、自分のウン●ョスを食べていても決して責めないでください!
ウサウサのせいでも、食事を与えてないあなたのせいではないんです!(笑)
それにしても。




人間に生まれて良かったです(爆)
ウサウサに生まれてたら偉いこっちゃ〜〜〜〜って、この本は、ウサウサに生まれなくて良かったとか、
そういうことを書いているワケじゃなくて、つまり動物と食物との関係を科学的に考察しているわけです。
そして、「美味しいとはどういうコトカ?」「味とはなにか?何故味を感じるのか?」
などなど、食べるコトが好きな人、ぜひぜひ読んで欲しいです。
そして、食べることが如何に生き物に取って大切か、そしてそこから生きることとはどういうコトカ?などにもふれています。
僕は、食べ物そのものには、そんなに感心がないし、食べるというコトについても、それほど感心がない。
皆で食事することに楽しいととと感じないし、はてしなくグッタリすることもあり、食べるということ全般に関して、ちょっとおっくうなんだけれど、自然界(植物、動物、人間)における食べるということを科学的に考察するのは実に興味深い。面白い。
純粋に食べることを愉しめればいいのだけれど、こうやって科学の目を通してしか食べるというコトを愉しめないのは、それはそれで、ちょっと残念だな。とも思う。まぁ、でもこれは書評と関係ねーか。アハハ。

 

 

 

 

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